
学校でイジメられたと思い込む大人たちに「自分で転んだ」と嘘をつき、周りに心配をかけまくる眞人。

ケガの回復まで寝て過ごす内、たびたび部屋の窓に寄ってくる青サギの言葉が分かるようになる。嘘を見透かしているかのようにからかってくるのが気に入らず、

追い払おうと庭で対峙。母は死んではいない、と人語を話す青サギ。「母君があなたの助けを待っています。私がご案内しましょうぞ」と挑発される。
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活発だった夏子が重いツワリで寝込んでしまい、婆やたちに促されて、仕方なく見舞いに行く。自分の体より眞人のケガの心配をしてくれる夏子の愛情に、複雑な気持ちになる。
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青サギが相変わらずしつこく現れるので、庭に落ちていた青サギの抜け羽根を使って弓矢を自作。寝ていたはずの夏子を窓の外に見かけるが、特に気にかけることもなく作業に没頭する。

工作に熱中するあまり、机の隅に追いやられた本が落ちて、母から自分へのメッセージを見つける。途端、本の内容に興味が移り、涙を流しながら読みふける。
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日が暮れて婆やたちが「夏子がいなくなった」と騒いでいるのに気づき、大伯父の家の方へ行く夏子を見かけたことを思い出す。庭に青サギがいないのも妙に思い、眞人も捜索に加わる。

「夏子お嬢様なんかいない方がいいと思ってるでしょ。それでも行くなんておかしいよ」と心配してついて来た婆や・キリコが言うのも聞かず、近寄らないよう警告されていた大伯父の家の中へ。
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「来たぞ。夏子さんを返せ」と呼びかけると予想通り青サギが現れる。導かれた先に、長椅子に横たわる亡くなったはずの母・陽子(ひさこ)を発見するが、近づいてすぐに幻影だと分かる。
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母が生きてるかもと期待していた眞人は、激怒して弓矢を引く。己の抜け羽根の魔力で、逃げても追ってくる矢に射抜かれ、鳥からサギ男に姿を変える。

夏子を返してくれと言い寄ると、天井から屋敷の主(大伯父?)の声がして「お前が案内者になるがよい」と青サギを促す。
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青サギが観念すると同時に床が溶け出し、眞人、キリコを巻き込み、三人は下界へと沈んでいく・・・